高等学校(高校)には、全日制の課程・定時制の課程・通信制の課程があり、設置している課程により、それぞれ全日制高校・定時制高校・通信制高校と呼んでいます。二つ以上の課程を設置している場合は、併置校といいます。公立通信制高校のほとんどは併置校です。 いずれの高校も、学校教育法第一条に定められた学校(通常一条校といいます)ですから、どの高校を卒業しても同等の「高校卒業生」です。通信制高校は「高校でないので卒業しても大学受験資格はない」というようなことを聞くことがありますが、これは全く間違いです。卒業後は、全日制・定時制高校卒業生と同じ進路選択の道がひらけています。