どの高校の学習も学習指導要領(文部科学大臣公示)に準拠して行われ、単位の修得を校長が認定します。単位の修得に関して同要領は、通信制高校における1単位の修得に必要な添削(レポート)指導回数と面接(スクーリング)指導単位時間(1単位時間は50分)を次表のように定めています。例えば、国語科の科目で2単位を修得するには、6回の添削指導(レポートを6枚提出すること)と2回の面接指導(50分の授業を2回受けること)を受け試験に合格すれば認定要件を満たすことになります。認定に要する指導期間の定めが同要領に無いので、各学校で1年、半年、2ヶ月のように学則で定めています。認定に要する指導期間(通常は学期といいます)が半年の学校であれば、15単位の修得を目指す場合、半年の間にレポートを約45枚提出し50分の授業を45回程受けます。授業は1日に数回受けられるよう時間割が組まれていますから、毎日通学して授業を受ける必要はありません。