単位制・通信制高校の特色

 高等学校における単位制による教育課程は、昭和63年度から始まりましたが、当初は定時制と通信制だけで実施されました。そして、平成5年度から全日制課程でも単位制のみによる教育課程の編成が認められることになり、全国的にも広がりつつあります。ちなみに、単位制の「単位」とは、学習量のことで、ある科目について、在籍期間中に学習したものを1単位とし、卒業するには何単位が必要かというふうな使い方をします。このような学習量の決め方は、従来の高校でも採用していますが、学校側が定めた時間割に従って学習していれば、自然に必要単位が習得できるシステムになっているため、一般にはあまり意識されないのが普通です。
 いわゆる学年制に対して、単位制高校の場合は、生徒が自分の目標やライフスタイルに合わせて時間割を作り、1年間に何単位を習得するかを決めるのが特徴で、修業年限3年以上、約80単位以上を習得すれば高等学校の卒業資格が得られるという仕組みです。(学習年限については学校によって異なる場合があります。以前に高校在籍歴のある場合は、その分加算)。ですから、従来の高校のような学年とか進級という概念がなく、習得した「単位」を累積加算していくため、特に「単位制」と呼ばれます。

高等学校は3年で卒業、というのがこれまでの常識でした。しかし、単位制高校では、通算3年以上の在籍という制限はあるものの、どういうペースで学習するかを自分で選択することができます。たとえば、1年目と2年目で30単位ずつ60単位を取り、3年目は20単位に減らすことも可能ですし、何か目標があって、そのために時間を必要とするならば、数年間で80単位が取れるように配分すればいいわけです。TOPへ戻る(平成14年度から必要単位数が74単位になりました)学校検索