単位制・通信制高校のプロフィ−ル

わが国の初等中等教育制度は、教育の機会均等を実現するという面で重要な役割を果たし、世界的にも高い評価を受けてきました。しかし、中学校卒業生の大半が高校へ進学するようになり、価値観やライフスタイルも多様化してきますと、これまでの画一的な教育制度では対応できない面が出てきます。そのため、いろいろと改革が重ねられてきましたが、画一的な教育制度を補うものとして誕生したのが単位制高校です。
 単位制高校が注目を集めている背景には、従来の高校の授業になじめずに中退する生徒が増加していることや、退学しないまでも不登校の状態におかれている生徒が増えているという問題があります。これを学習指導の面からだけではなく、学校制度のあり方そのものを改善することによって防止し、同時に、高校中退者や社会人にも学習のチャンスを与えようということで、高校卒業に必要な単位認定の条件に柔軟さを加えるなどの措置が取られました。
 そのため、単位制高校は従来の高校とさまざまな面で異なる特徴をもっていますが、卒業資格などに差があるわけではなく、制度上は全く同列に位置づけられます。従って、高校進学の際の選択肢が一つ増えたと考えていいわけで、どちらの学習方法が自分に合っているかを見きわめ、従来型高校か単位制高校かを選択することができるようになったということです。




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