高校卒業程度認定と単位制高校

高校卒業資格を得られない人に、国が学力の検定を行って、大学の受験資格を与えるのが「高校卒業程度認定試験」です。この検定試験合格者は、「高等学校卒業者と同等以上の学力がある」と認定され、高卒以上が受験資格とされる国家試験や大学・専門学校の受験が可能となります。 高校卒業程度認定試験を受検できるのは、高校に進学しなかった人や高校を中退した人、定時制・通信制および全日制高校に在学している人も受験できます。年齢制限は特になく、試験は毎年各都道府県で実施されます。 試験の科目は、国語、地理、歴史、公民、数学、理科、英語の6教科です。試験の内容は高校で習う基本問題が中心で、1回の試験ですべてに合格する必要はなく、2、3年かけてチャレンジすることもできます。ただし、18歳未満で合格しても、18歳まで大学受験はできません。 また、高校で一部の科目を修得している場合は、相当する受検科目が免除されます。苦手な科目は高校(通信制 単位制高校等)で修得し、得意な科目を高校卒業程度認定試験で受検することもできるのです。 高校卒業程度認定試験を受検する人をサポートする高認予備校と呼ばれる教育機関もあります。 高認予備校では、高校卒業程度認定試験の受検科目を授業形式で勉強するため、一人で勉強をするよりも理解が深まりますし、勉強を効率よく進められます。過去の試験問題から出題傾向を徹底分析して学習指導に生かしているところも多く、試験対策をたてるうえで、具体的な情報を得ることができます。 高認予備校は高認合格を目的としていますが、大学に進学するための「大学受験コース」を併設しているところもあります。高認合格後も慣れた環境のもとで、志望大学の受験準備ができるというわけです。なにより、同じ目標を持つ仲間とともに学ぶことは、大きな支えとなるでしょう。高認予備校は、通信制高校の学習についてもサポートを行っているケースが多く、通信制高校に籍をおいて高認予備校で学ぶという組み合わせも、選択肢の一つとして考えられます。TOPへ戻る